『刑務所のルールブック』感想/評価
『슬기로운 감빵생활』
(邦題:刑務所のルールブック/英題:Prison Playbook)
放送局:tvN
放送期間:2017/11/22~2018/1/18(全16話)
監督/演出:シン・ウンホ(『賢い医師生活』『応答せよ』シリーズ)
原作/脚本:チョン・ボフン(『応答せよ』シリーズ)
キャスト
●キム・ジェヒョク
パク・ヘス(『青い海の伝説』)
●キム・ジホ
クリスタル
●チョン・ギョンホ
イ・ジュノ(『賢い医師生活』)
●チョン・ウンイン
ペン・セユン(『ピノキオ』『ヨンパリ』)
●チョン・ヘイン
ユ・ジョンウ(『あなたが眠っている間に』『トッケビ』)
●ソン・ドンイル
チョ・ジホ(『青い海の伝説』『大丈夫、愛だ』)
●ユ・ハニャン
あらすじ(※雑)
スター野球選手が刑務所で服役します。
感想
これも完走したのが先週なので、記憶が曖昧な部分もありますが、
控えめに言っても、
最&高!!!!!
前情報なしで、正直チョン・ヘイン目当てで見始めて
既視感ある雰囲気だな~と思ってたら、
大好きな『賢い医師生活』と同じ監督作品でした。
(ちなみにチョン・ヘインは登場が後半なので、前半出てくるまでやきもきした。)
『賢い医師生活』でも思ったけど、
この監督さん(シン・ウンホ)天才かなと思う。
登場人物めちゃくちゃ多いのに、
たった16話(1話映画並みに長いけど)の中で、
登場人物一人一人を多面的に魅せるのが上手すぎる。
画面の中にただのドラマのキャラクターじゃなくて、
ちゃんと人間くさい人間たちがいるんよ。
それをドラマ常連である名脇役やカメレオン俳優たちが演じる。
脇役俳優マニアとしては、彼らの素晴らしい演技によって
生まれるストーリーに、泣いたり笑ったりキュンとしたり、
毎話感情が騒がしく興奮やまないです。
そんでそんな彼らを引っ張る主役(キム・ジェウク)の
キャラクターも今回かなりよくて。
世欲が薄いくせに、過激な部分もあり、
最終的にどう転んでも無理そうな
敵まで取り込んでしまう・・・みたいな嘘みたいな人間。
でも恋愛に関しては中学生レベルだったり、
変な所で抜けてたりして、
妙にバランスは取れててリアリティを感じる。
シン監督はストーリーもひとりひとりのキャラクターにしても
優れたバランス感覚が特徴的な監督だと思います。
個人的評価(5段階)
物語の面白さ:★★★★☆(4.5)
キャラクター:★★★★★(5.0)
笑える:★★★★☆(4.0)
泣ける:★★★★☆(4.0)
キュン:★★★★☆(4.0)
TOTAL:★★★★★(5.0)
OSTもあえてのゴリゴリのヒップホップよき。