韓国ドラマの沼

鑑賞メモその他。新旧ごちゃ混ぜで視聴します。

デザイン会社”propaganda”のドラマポスターが素敵すぎるので紹介したい

映画ポスター大好き、コム鹿です🦌
 
映画も大好きでたくさん観るんですが、映画って死ぬほど作品があるので、24時間365日の中で観る数って限られているんですね。
そんな状況で観る映画を選択する基準は人それぞれだと思いますが、私の基準の一つにあるのがポスターです。
 
 
好きなキャストやスタッフが選択基準になる場合もありますが、あ、このポスター素敵。と直感的に感じると、迷わずに選択肢に入ります。
 
そんな感じで、毎回一瞬で心奪い離さないデザインポスターを制作するのが、韓国のデザイン会社”propaganda"です。
このポスター素敵だわーと思うと、propaganda制作というパターンが多い。
[ propaganda HP ]: http://propa-ganda.co.kr/xe/propaganda

 

最近では日本のメディアでもちらほらと見かけるので、知っている人も多いかもしれません。

 

前は商業イベントや映画のポスターが主な制作だったみたいですが、最近ではテレビ業界もpropagandaの素晴らしさに気づいたのか(誰?)、ドラマポスターの制作も増えてきました。

 

今回はそんなpropaganda制作のドラマポスターの素晴らしさを、この記事を読んでくださる方と一緒に楽しめたらと思います。

(画像はすべてpropaganda HPよりお借りしました。)

  

 
他とは一線を画すデザイン
 
おそらく今年最も既視感あるドラマポスターといえば、こちら。
『愛の不時着(사랑의 불시착)』

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↑こちらが韓国ver.

↓こちらが北朝鮮ver.

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韓国と北朝鮮の二つの国が関わる作品ということで、2パターンのポスター。

北朝鮮ver.は、あの重要な(!)シーンを切り取ってデザインしたポスターになっています。

 

劇中のワンシーンを切り取りデザインするのは、propagandaの特長の一つです。印象的なワンシーンを切り取ったポスターは、自然とこのワンシーンの先を想起させます。視聴者側の心理に寄り添った、素敵なデザイン手法だと思います。

 

北朝鮮ver.は、他にも特有の特長が詰め込まれていて、①タイトルが手書き文字 ②人物に対して全体の余白が多い ③差し色にピンク(タイトル文字) などなど、propagandaならではのセンスを存分に堪能できて、好きなポスターの一つです。

画像引用元:http://propa-ganda.co.kr/xe/print/53619

 

 

 

こちらはまた違ったテイストですが、見た瞬間に忘れらないポスターデザインです。 

『夫婦の世界(부부의 세계)』

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画像引用元:http://propa-ganda.co.kr/xe/print/54835

陰影と艶感が世界観を表現している(気がする。未視聴なので予想…)

 

 

『ロマンスは別冊付録(로맨스는 별책부록

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画像引用元:http://propa-ganda.co.kr/xe/index.php?mid=print&page=3&document_srl=46622
こちらは一見propagandaっぽくないですが、コミカルな雰囲気で本が多用されていて、ラブコメで本が関係するドラマなのかもしれないと予想できます。

 

 

こちらは一目でpropagandaだと予想できるポスター。

この惜しみない余白の使い方は、ザ・propagandaなポスターです。

『知ってるワイフ(아는 와이프)

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画像引用元:http://propa-ganda.co.kr/xe/index.php?mid=print&page=4&document_srl=45459

ポスターの8割が余白で、主演の二人は下からぴょこっと出てる程度・・・下手したら各方面からNGが出そうなくらい攻めてるデザインですが、ポスターの時点で他のドラマとの差別化ができており、放送前から印象に残るデザインなので放送にも尽力していると言えます。

 

 

攻めてるデザインと言えばこちら。はじめて観た時は衝撃受けた。

『ボーイフレンド(남자친구)』

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画像引用元:http://propa-ganda.co.kr/xe/index.php?mid=print&page=3&document_srl=46045

画像二枚目は、まあキレイな場面だなあって感じですが、画像一枚目に関しては、主演の二人の背中しか映ってない!普通の感覚からすると、何でこのワンシーンを選んだ??って感じです。

主演のパク・ボゴムとソン・ヘギョは、韓国では誰も知らない人がいないくらい有名な俳優たちなので、今更顔を覚えてもらう必要はないんでしょうけど、それでも顔は俳優の命なはずで、ポスターでいかにアピールできるかがちょっと前のドラマの感覚だったので、これは相当衝撃で印象に残るポスターでした。(ちなみにこちらの作品も未視聴)

まあこのポスターもお気に入りの一つなんですけどw

 

 

 

そもそもデザインには好みがあるので、ひとによっては好みじゃないという人もいると思います。

またポスターデザインが好みだとしても、肝心のドラマの中身が自分の好みからは外れていることもあります。中身は実際に食べてみないことにはわかりませんから。

propagandaのデザインは、その中身の素晴らしさをポスターを通して視聴者に届けようする姿勢がにじみ出ている。どんな中身だったとしても、その中身に対する敬意を感じる。

あとpropaganda制作のポスターは見てるだけで、なぜか単純にワクワクさせられる。そのワクワクの気持ちを持ち続けたまま、ドラマ視聴に移行できる。

propagandaポスターの効力は大きいと思います。

 

 

propagandaのHPはドラマポスター以外にも過去作品の掲載がたくさん、

見ているだけで楽しいので、興味ある方はどうぞ→ propaganda HP

 

 

最後は10月スタートの『スタートアップ(스타트업)』プロモーションポスターで。(こちらももちろんpropaganda制作!)

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画像引用元:https://www.hancinema.net/korean_drama_Start_Up-picture_gallery.html