『1%の奇跡』完走しました
絶賛ハ・ソクジンロス。
『1%의 어떤 것』
(邦題:1パーセントの奇跡/英題:Something about 1 percent)
あらすじ
助けた爺さんが財閥の会長で、全財産の相続条件として契約交際する。
感想
韓国ドラマお得意の財閥系シンデレラストーリーです。
カン・チョルウ監督の『じれったいロマンス』(こちらも財閥系シンデレラストーリー)は視聴済で、そちらがいまいちハマれなかったので、類似作品かなーと思い、特に期待していませんでした。
あらすじも、助けた爺さんが偶然財閥の会長で、その孫と結婚させられるという”キングオブ陳腐”なものですし。
ハマるわけないと。
・・・2日で完走しちゃったよね。
まさか、自分でもこれはまさか過ぎた。
6ケ月間の契約交際(しかも正式な契約書締結済)というものの、嫌なら契約は無視して会わずに終わらせればいいんですよ。なのにジェイン(ハ・ソクジン)は、律儀にダヒョン(チョン・ソミン)をデートに誘って定期的に会おうとする。もうそれはじめから好きなやつじゃん、と。
ダヒョンの好きなアイドルや親友のオッパに嫉妬するんですよ。オッパと呼ぶなと。え、もうそれ好きなやつよね?
契約交際なのにキスしたりイチャイチャするんですよ。それを好きと言わず、他に何と言うん?
なのに、二人は契約交際だからと決定的な一言は言わない。そこが本当にじれったくてじれったくて・・・毎話毎話ツッコんでたら、いつの間にか全16話を完走していました。
こうなるのももちろん脚本のせいでもあるんですが、
何よりジェイン役のハ・ソクジンが、ダヒョンのことを本当に好きで本当に大事したいんだな思わせる演技をするんですよね。
その演技に、観ている側もキュンとしてしまう。
はじめは割と御曹司によくいる傍若無人ではっきりと物言う人物なんですけど、中盤から徐々に打ち解けていくにつれて、ダヒョンと関わる時は全部そんな態度になってしまうもんだから、いつの間にかジェインとダヒョンのシーンを楽しみにしている自分がいるんですよ。もはや中毒レベルw
ハ・ソクジンは巷では”キス職人”との異名をつけられているみたいですが、
きっとこう呼ばれるのは、本当に相手のことが好きなんだと思わせるようにキスシーンを演じているからだと思います。ただニコッと微笑むだけでも好きの気持ちがわかるんですから。
ハ・ソクジンさん、この作品で初見でしたが、魅力的な俳優さんだとわかったので他の作品も観てみたくなりました。
概要
話数:全16話
韓国放送期間:2016/10/5~2016/11/24(Dramax)
監督/演出:カン・チョルウ(『じれったいロマンス』)
原作/脚本:ヒョン・ゴウン
キャスト
●キム・ダヒョン
/ チョン・ソミン(『ハベクの新婦』)
個人的評価(5段階)
設定:★★☆☆☆(2.5)
キャラクター:★★★☆☆(3.5)
笑える:★★★★☆(4.0)
泣ける:★★★☆☆(3.5)
キュン:★★★★★(5.0)
OST:★★★☆☆(3.0)
TOTAL:★★★★☆(4.0)
王道ラブコメなので、中身の濃いドラマという感じではないですが、一話も短いですし気楽に観るにはいいドラマだと思います。
元カノ、ライバルの従弟など、一応弊害も多少ありますが、簡単に一蹴されてしまうほどハ・ソクジンの一人勝ち。
関係ないけど、ハ・ソクジン、中高の部活は野球部でしたってお顔されてるよね。(どんな顔や
しかもポジション的にはバッテリーではなく、ファーストか外野(だからどんな顔